今日はWindowsAzureアカウントの購入と料金についてです。
まず最初の課金プランは、2010年10月末までやっている一定使用料無料のプランです。
http://www.microsoft.com/japan/windowsazure/offers/popup.aspx?lang=ja&locale=ja-JP&offer=MS-AZR-0001P
これはSQLAzureも3か月間は無料らしいので、WindowsAzureがどんなもんか試す人にはうってつけでしょう。
プランを決めたら、下記ページで「購入」をクリックです。
http://www.microsoft.com/japan/windowsazure/offers/
その他MS製品のライセンス管理もそうですが、AzureのアカウントもLiveIDで管理する事になりますので、ここでログインすることになります。
あと、支払はクレジットカードが必要です。
さて、導入プランは一体月幾ら掛かるのでしょうか?
実は当社でもまだ請求が来ていないので、試算してみることにします。
無料分の内訳は下記の通り
- Windows Azure
- S サイズのコンピューティング インスタンス 25 時間分
- 500 MB のストレージ
- ストレージ トランザクション 10,000 回
- SQL Azure
- Web Edition データベース 1 つ (最初の 3 か月間のみ)
- AppFabric
- 100,000 回のアクセス コントロール トランザクション
- サービス バス接続 2 接続
- データ転送量 (地域ごと)
- 受信 500 MB
- 送信 500 MB
サイズSとは、CPUが1個にメモリが1.75GB載ってる環境です。
25時間とは、サービスがデプロイされている時間 ですので、たとえば丸1日デプロイしてたら既に1時間しか残ってないわけですね。
これを超えると、 ¥ 11.76 / 時間ですので、1日大体283円、1か月では8,467円になります。
ここで注意ですが、デプロイ先には本番環境の「Peoduction」とテスト環境の「Staging」があります。
課金はデプロイ単位ですので、両方デプロイしてると、別々に課金されます。
てことは、両方丸々1か月デプロイしっぱなしだと、それだけで大体17,000円掛かっちゃいます。
稼働してないサービスは、なるべく削除するようにしましょう。
社内システムなど夜は使わないようなものは、
バッチでデプロイ&削除を自動化するといいらしいです。
うちもBugLogが軌道にのるまでは夜消すようにしよう・・・
また、ストレージトランザクションの回数も上限があります。
10,000回までは無料ですが、以降10,000トランザクションで約1円なので、
アクセスが多いと嵩むかもしれません。
次にSQLAzureです。
これは、WebEditionのデータベース1個までは3か月間無料ですね。
複数使わなければ問題なさそうです。
ちなみに無料期間が終わると1GBで月979円、5GBで4895円です。高い。
AppFabricは外部サービスとの連携に使用します。
うちでは使っていないので詳細はわかりません・・・・
データ転送量について、送受信ともに500MBまで。
これは、Azure外からのStorageへのアクセスですので、
外部連携やBlobを公開しなければそれほど上がらないでしょう。
というわけで、無料期間終了後のBugLogに掛かるおおよその金額は・・・
WindowsAzure:\10,000-
※Stagingへの一時的なDeployやトランザクション課金を考慮
SQL Azure:\979-
データ転送量:\0-
大体10,000円ちょっと。
ある程度予算のついたプロジェクトでは問題ない金額かと思われます。
うちは、、、大丈夫か、、、?
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